さすがに10年以上経った古い車というものはあちらこちらで故障が発生するもんです。

 乗り初めて一番最初の大きな故障はクラッチ滑りでした。
日に日にクラッチが滑っていくのが分かり、だんだんとクルマが前に進まなくなりました。
で結局はクルマを買った店でクラッチ交換しました(強化シングル)。確か乗り始めて半年
位だったか?何だかすごく損した気分になりましたが直ったのでよしとしよう!

 その次の大きな故障は、タービン不調。ブーストがほとんどかからず、またブーストを
かけるとどこからか「ガリッ、ガリッ」とも「ギリッ、ギリッ」とも言えぬ変な音が聞こえだして
くるようになってました。そこで勝手に
「これはタービンが悪いに違いない」
と判断しタービン
交換をすることに。そして工賃をけちろうと自分で中古タービン(OH済)を買ってきて、自分で
タービン交換を試みました。しかしこれがとんでもなく大きな誤算??

 作業は困難を極めました。何せ整備書も何も無く、そのときの頼りはどこかの
HPに載って
いた「FCのタービン交換の方法」と
ロータリーマガジンディーラーへの電話で質問攻撃(笑)
今から思えばなんて計画性の無いことをしたのかと思います。しかしあの時はただひらすら
やる気だけはみなぎっていました。

 やったことのある方ならご存知と思いますが、FCの純正タービンはエンジンルームの左の
一番奥底。はっきりいってどこにあるのかも分かりませんでした。「とりあえず見えている部品
から外したいこう」と思い、インタークーラー、スロットルボディ、エアクリ、インマニ、と外して
ようやくタービンが見えてきました。ここまでで約4時間位はかかりましたか?なにせ部品を

外そうとしたら、その前にあっちを外してからじゃないと外せないし、でもどこにネジがあるか
わからない・・・なんて状態でしたから。

 
わからないところは何回もディーラーへ電話して質問しました。そしたら親切にしかも
ものすごく的確に教えてくれました。またタービンが見えても上から外せないので結局ジャッキ
アップして、フロントパイプを外して下からもぐって外すことに。
 そうこうしながら何とかタービンを外し終えた頃には丸一日が経っていました。「明日には
タービンを交換を終えるぞ!」と意気込んでいましたが、実はこの後とんでもないことが起こる
のです・・・

 
翌日無事タービンの取り付けを終えいざエンジンをかけてみると・・・
あちらこちらから
漏れる冷却水とオイル。 実はガスケット類を交換していなかったから
そこから漏れていたのです・・・結局はクルマ屋さんに預けてやってもらいました。せっかく
自分で出来たと思ったのにものすごくがっかりしました。

 
その後起こった大きなトラブルと言えば「アクセル全開から戻らなくなったこと」
これは本当にびっくりしました!
 その日は友人と近くの山へ走りに行き、1本走り終え、格好良くUターンしようとアクセルを
踏み込みパワースライドさせてUターンした瞬間、アクセルから足を戻しているにも関わらず
エンジンの回転数が下がらずレッドゾーンへ!!瞬時の判断でキーを回しエンジンを切りま
した。その後エンジンをかけるとやはり勝手にアクセル全開状態のまま・・・
 仕方無く車はその場に置いて、牽引ロープを取りに帰って牽引で帰りました。
後日エンジンルームを開けて調べてみると、なんとスロットルワイヤーのところにボルトが挟
まっていて、それでアクセルが戻らなくなっていたようです。そういえばエンジンルームの中で
ボルトを無くしたことがあったような無かったような???
 アクセルターンをした瞬間に、横Gでエンジンルーム内で眠っていたボルトが転がってうまい
具合にスロットルワイヤーの所に挟まったようです。エンジンルーム内に落としたボルトはす
ぐに見つけないと大変なことになるということが身にしみたトラブルでした(;^_^A

amigoの思い出話(FCの故障歴&メンテ歴1)
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