amigoの思い出話(FCとの出会い)

 平成12年の10月、私は当時の愛車のFC3Sと出会いました。
某中古車雑誌を10冊以上買いあさって、ひたすらクルマを探していました。
当時は実は
FC3Sにしようか、軽量コンパクトFFのスターレットグランツァV(EP92)にしようか
悩んでいました。

私がクルマを選ぶ時点でこだわった点は

 
1.5ナンバーサイズのクルマ(縦横が470cm、170cm以内)
 
2.排気量2000cc以下
 
3.なるべく軽量かつよく曲がる車
 4.あまり他人が乗っていない車
の4点でした。そしてこの2台に行き着いたのですが、さらにそこでこのように考えました。

スターレットは年式から見て5年後でも探せば乗れる。しかしFCは年式から見たら5年後にはもう
良いタマは少なくてまともな
FCに乗れないかもしれない…じゃあ今の間にFCに乗ろう!」

燃費の悪さ、状態の悪さは百も承知の上で、自分でこつこつ修理しながら乗っていこうと思ってい
ました。「ロータリーはコーナリング命」という某クルマ漫画の言葉も後押しして(笑)。

それからというもの、ロータリーに関する専門雑誌はかなり目を通しました。また毎月チューニング
関係の雑誌を4冊は欠かさず買っていました。(現在も継続中)
おかげでロータリー乗りとしてのそれなりの知識はついたと思っています。

 FCを買った店は某中古車雑誌に載っていた小さな店でした。最初店に見に行った時は閉まって
いて見ることができず、翌日電話してから行って
FCを見ることができました。

 平成元年式 FC3S GT−X 82000キロ 赤 無事故(ほんとか嘘かわらない)

見た瞬間にビビッ!とくるものがありました。で次の日に契約しました。

FCとの出会いで忘れることができないのは納車の日。
納車の準備ができたというので、友人の車に乗せていってもらいFCを取りに行きました!

 お店の人との待ち合わせ場所が奈良の桜○駅前。「駅前まで迎えに来てくれるのか」と思って駅前
のロータリーで待つこと数十分…そこへ爆音の赤い車が!!

それこそ我が愛車FCでした。
「やっぱスポーツカーは赤やなぁ!カッコいいなぁ!それにしても結構マフラーの音大きいな?」
と思っていたらお店の人が車から降りてきてこちらに向かってきました。
そして「後ろついて行きますので案内してください」って言うより早くお店の人が

「それじゃあお渡しします!」って・・・
「ロータリーだけに駅前ロータリーで納車?」(笑)

唖然とする私を尻目に、お店の人は一通り車の説明をしてくれ、戸惑いながらもバス停のベンチを

机代わりにして(周囲の視線を感じながらも有頂天で)正式な契約書にサインし(笑)、その場で現金
数十万を手渡しました。
そして領収書を受け取ると、お店の人は桜○駅前ロータリーに私と
FCと友人を残し、さっそうと去っ
て行ったのでした。

 きっとロータリー車を駅前ロータリーで納車っていうのも無いと思うので、今から思えばとても記念
に残る私と
FCとの出会いでした!!
 

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